哲学する日記

TVドラマ、漫画、アニメ、映画、歴史、読書の感想文

『TVタックル』のネット犯罪規制の議論の感想

リアルタイムで見てなかったのですが、ツイッターで話題になっていたので、ユーチューブ動画で見ました。

ひろゆき氏とホリエモン氏が、統計に関する常識を述べていて、正論だと思いました。

ネット犯罪はこれからいろいろ起こるだろうし、今までと違った対応をしていくべきだと思います。

しかし統計を無視した感情論で、政治家が法律を作ったら危険です。

 

ネットを多くの人が利用すれば、ネットの犯罪が増えるのは当然です。

包丁を使う人が増えれば、包丁を使った犯罪が増えるのは当然です。

自動車もそうです。

だからと言って包丁や自動車の使用を全面的に禁止したり、ごく一部の安心安全と認定された人しか使用してはいけないとすれば、不便な社会になります。

 

ひろゆき氏やホリエモン氏が言うように、警察や規制をしようとしている側は、ネットの状況に詳しくない気がします。

例えば「動物保護」について考えます。

動物を保護する場合は、保護すべき動物について丁寧な調査をしてから保護するのが普通です。

自分達の少ない知識だけで保護しようとすると、失敗することが多いです。

極端な例かもしれませんが、ホッキョクグマもそうです。

地球温暖化しているから、氷が溶けてホッキョクグマは危機にあると考えると、違っていたりします。

 

ホッキョクグマではなく人類の極端な例を出せば、中国の大躍進政策文化大革命は、理想を強引に進めて大失敗しました。